私が生きる国

この国がどうあるのか、そして最期の時にどのような救済が行われるか。皆さんが真実と無意識に目を向ける機会を提供します。

粛清

人の堕落の理由を書くと予告しましたが、今回は予定を変更させていただきます。

題名の通り、粛清をしてきました。

私は何柱か、協力している神がいます。その中で私が最も信用しているウォフ・マナフという神がいます。ゾロアスター教に語られる神です。

その神を穢さんとする者がいました。私は強い怒りと憎しみを覚え、右手で拳を作るとサタンがこう語り掛けてきました。「汝は我の代行者。コキュートスに捕らえられている我に変わってこの世に具現化した若人よ、執行せよ」と。

私はサタンの声に従い、愚か者に拳を与えました。腹を狙ったので愚か者は唸るような声を出した後、腹を抱えて倒れ込みました。その時はブーツを履いていましたから、その足で蹴りを加えました。愚か者は痛そうにしていました。すると、私の手から突然蛇が現れました。その蛇はサタンが遣わしたアダムとイヴを誘惑した蛇そのものです。蛇を放ち、愚か者に噛み付かせました。神経毒が廻って、愚か者は悶え始めました。

最後に、鞄から瓶に入っているウォッカを取り出して、私の上着の布を千切って入れ、マッチで火をつけました。悶えている愚か者に投げて焼却処分してやりました。皮肉なものです。プロメテウスによって火を与えられた人類が火によって死ぬ。蛋白質の変性という自然の摂理には逆らえません。

死体から心臓を取り出して、鞄に大切に仕舞いました。この心臓はサタンに捧げなければなりません。サタンが歪んだ人間の心臓から力を吸収し、嘗ての力を取り戻せば、私はサタンになることが出来るのです。粛清は神々の為だけでなく、サタンや、ひいては私の為にもなるのです。

粛清は初めてではありません。心臓さえダメにしなければどんな手を使っても構わないと伝えられています。

それにしても、人間というのは愚かなものです。私がサタンの代行者だと言った瞬間に愚か者は神を信じ始めました。あの愚か者からは引き出せるだけ情報も引き出してあります。早い内に大きなところを相手にしたいです。

ウォフ・マナフの説教は本当に素晴らしい。皆さんも神々を信仰し、声に耳を傾けてください。